抜 刀 隊
歌 夏目露男
作詩 外山正一  作曲 ルルー
明治18年 
1 吾は官軍我が敵は
  天地容れざる朝敵ぞ
  敵の大将たる者は
  古今無双の英雄で
  これに従うつわものは
  共に慄悍(ひょうかん)決死の士
  鬼神に恥じぬ勇あるも
  天の許さぬ反逆を
  起こせし者は昔より
  栄えしためし有らざるぞ

  敵の亡ぶるそれ迄は
  進めや進め諸共に
  玉散る剣(つるぎ)抜きつれて
  死する覚悟で進むべし

2 皇国(みくに)の風(ふう)と もののふは
  その身を護る魂の
  維新このかた廃れたる
  日本刀の今更に
  また世に出ずる身のほまれ
  敵も味方も諸共に
  刃(やいば)の下に死ぬべきぞ
  大和魂あるものの
  死すべき時は今なるぞ
  人に後(おく)れて恥かくな

  敵の亡ぶるそれ迄は
  進めや進め諸共に
  玉散る剣(つるぎ)抜きつれて
  死する覚悟で進むべし


index