な つ か し の 歌 声
歌 夏目露男

作詩 西条八十  作曲 古賀政男
昭和14年 
1 銀座の街 今日も暮れて
  赤き灯燃ゆ 恋し東京 恋し東京 
  あの窓この小径 やさしの柳 
  あこがれは悲しき 乙女の涙 
  風よ運べよ いとしの君へ


2 歎きの道 ひとり行けば
  みどりの樹に 鳥はうたう 鳥はうたう 
  やさしく寄り添いし 姿はいずこ 
  おもいでの窓辺に 忘れな草が 
  風に泣いてる きのうも今日も


3 夕焼け空は 君と眺め
  うたいし歌 楽しいメロディー 楽しいメロディー
  うたえば涙ぐみ こころは咽(むせ)ぶ 
  落葉ちる朝(あした)に 雪ふる宵に 
  呼ぶはこの歌 返らぬ涙