無 縁 坂


H.14.925.浮羽町棚田の彼岸花と垣根のつつじ(マウスを写真へ)
母がまだ若い頃 僕の手を引いて この坂を登るたび いつもため息をついた
ため息つけば それで済む 後ろだけは見ちゃだめと 
笑ってた白い手は とてもやわらかだった
運が良いとか悪いとか 人は時々口にするけど 
そういうことって確かにあると あなたを見ててそう思う
 ☆忍ぶ不忍 無縁坂 かみしめるような ささやかな 僕の 母の人生

いつかしら僕よりも 母は小さくなった 母はすべてを 
暦に刻んで流してきたんだろう
悲しさや苦しさは きっとあったはずなのに 
運が良いとか悪いとか 人は時々口にするけど
めぐる暦は季節の中で 漂いながら過ぎて行く 

☆印くりかえし
もどる